病気の原因と治癒




快法則の違反

すでに述べたように、人間にはどうしてもやらなければ生きていけない4つの行為があります。息・食・動・想、つまり呼吸と飲食、身体活動と精神活動です。

そして、この4つの生きるための最少責任行為を取り巻く環境があります。環境には、空気や水、二酸化炭素濃度などのいわゆる環境問題と、人と生きものとの関係(生態系)の問題、人と人との関係の問題(家族、学校、職場など) があります。

この5つの要素には、気持ちのよい生命の快法則が貫かれています。私たちはもちろんのこと、地球上のすべての生きものが、この快い生命の法則に抱きかかえられて生きているのです。

快法則に違反した生活を長く続けていると、人によってかなりの時間差はありますが、必ず心とからだ、内臓にユガミやストレスが生じ、病的傾斜が始まります。自分の責任とはいいがたい公害病や環境の悪化による疾病、事故や外傷などもあります。

病的倾斜

病的傾斜は、次の3段階の次元で進行していきます。

1.感覚の異常

痛みやかゆみ、顔色の変化、皮膚の変化など、ちよっとした症状が出ます。

2.機能の異常

肩が上がらない、視力が落ちた、下痴や便秘を繰り返す、食欲がないといった症状が表れます。

3.器質の異常

胃潰瘍やガン、肝炎、腎臓病、心筋梗塞、脳卒中など、病名がつけられる状態です。 残念ながら、現在の病院の検査精度では、感覚の異常や機能の異常の段階では、見逃されるケースが多いのです。私たちの行うLETが、ガンなどを病院での検査の3年も5年も前からキャッチできるのは、感覚や機能の異常の段階での病的変化を聞き取っているからです。

治癒の考えかた

では、病気を治すにはどうすればいいのか。とても簡単なことです。法則違反の生活を反省して、息・食・動・想と環境とのバランスを図ればよいのです。つまり、生活全般を、気持ちのよい生命法則にそったものへと改めていけばよいのです。
事故や外傷、公害病などの場合も、緊急の処置のあとの回復は、ここで述べる病気一般の回復と同じです。

この快法則の生活指導をきちんとできる人が、すぐれた医師や治療師であるはずです。ところが、日本はもとより、世界中を見渡しても、こういう医師や治療師は、ほんのわずかです。

逆にいえば、医学や医療のことなど何も知らなくても、生命の快法則を実践してイキイキワクワク生活している人こそが、医師以上の“癒しの人”だといえるのではないでしようか。

快法則にそった生活の大改革

病気は、生命の法則に目覚める絶好のチャンスです。切羽詰まった難病であればあるほど、生活の大改革を断行しないかぎり、薬や手術や治療で治せるものではありません。もちろん筆者も、薬や手術などの必要性や価値は認めています。事故や外傷による緊急時には、快医学では、とても救うことができません。ガンなども、絶対に手術が必要な状態の人には、手術をすすめています。

しかし、究極の癒しの力は、病者の内にある生命の神(自然治癒力)の働きです。そして、生命の神は、快い生命の法則にそった生活をすることで、はじめて真価を発揮してくれるのです。この一点に関しては、世界中の医学者を向こうに 回しても、一歩も引き下がることのできないところです。

なぜなら、生命の快法則の存在は、数百、数千の筆者の癒しの現場のなかで確かめてきた事実だからです。難症、難病の病者が、生命の快法則という宇宙の真理に気づいて生活の改革を行い、難病を克服し、自分の体験をもとに人々に真理を語り、人々を救っていく。この「病者から癒しの聖者へ」の変わりようこそが、21世紀の医療改革の原動力になっていくのではないでしようか。

瓜生良介「いのちの法則・快療法」(2008)より




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